来年度の白日会中興の祖、伊藤清永前会長が日本の美術界に残した足跡を顕彰する展示として、 伊藤先生の初期から晩年に至る作品の中から厳選された代表作20点の特別陳列を本展会場内で予定しています。

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白日会第九十五回記念展 ―白日会中興の祖 伊藤清永展―

会 期:2019年3月20日(水)〜4月1日(月)
会 場:国立新美術館 白日会 第九十五回記念展会場(2A,2B,2C,2D)、第2室(2A)

主 催:白日会
共 催:兵庫県豊岡市(豊岡市立美術館 ―伊藤清永記念館―)

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伊藤清永(1911−2001)

明治44年生まれ。平成13年逝去。
洋画家・白日会前会長・日本藝術院会員・文化勲章受章

〜白日会中興の祖としての伊藤清永前会長〜
伊藤清永先生は白日会第10回展から出品し、創立会員中沢弘光率いる白日会の新進気鋭の若手として、質の高い旺盛な制作により当会を牽引した。
また先の大戦と戦後の社会的大混乱と新しい美術潮流に翻弄され、存続が危ぶまれるほど弱体化した当会において、伊藤先生は「研究団体」の筋を通し「絵画の王道」を問い続けた。
伊藤先生は常にこれらを自らの制作により体現しつつ、会の建て直しをはかりながら後進の育成に邁進し、当会を導き支え続けてきた。 伊藤先生の情熱と粘り強い努力の上にやがてそれらは華となり果実となり、自身としては「伊藤の裸婦」として高い評価を得て後に文化勲章を受章し、指導者としては中山忠彦現会長を筆頭に第一線で活躍する多くの作家を輩出した。
また当会を「研究団体」として、会の中心で導き続け、プロ作家を育成しその集団化をはかりつつ、一方自由でありつつも温和で協調性ある当会の会風を育て上げ、今日の白日会の基盤を形作った。 こうした様々な業績は、伊藤先生が多難な歩みであった当会と苦楽を共にしながら作家人生を歩み続けたことにより成されたものであり、まさに伊藤清永先生をもってして白日会中興の祖とする由縁である。



豊岡市立美術館 ―伊藤清永記念館―

〒668-0214 兵庫県豊岡市出石町内町98
TEL 0796-52-5456/FAX 0796-53-2088
URL http://www3.city.toyooka.lg.jp/itoh-museum/
伊藤清永先生の郷里の美術館に多数の作品が収蔵されております。