第102回白日会展(2026)

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展覧会概要

名称白日会第102回白日会展
会期令和8年(2026)3月19日(木)~3月30日(月)
休館日 3月24日(火)
10:00~18:00 最終日は15:00閉場
会場国立新美術館 2F 2A・2B・2C・2D展示室
東京都港区六本木7-22-2
TEL:03-6812-9921(公募展案内ダイヤル・会期中)/050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.nact.jp/
入場料一般 1000円 大学生以下:無料※
※学生証をご提示ください。障害者手帳提示の方、付き添いの方1名まで無料
審査結果入選者一覧 推挙者一覧 授賞者一覧  選抜者一覧
イベント
公開クロッキー講座 Vol.8 ―私にとって大切なもの―
3月26日(木)  3F 美術館講堂
<第1部>11:00~13:00 
<第2部>13:30~15:30 参加無料
二部構成のプログラムとし、入場整理券による参加方式といたしております
定員…第1部、第2部とも250名
クロッキー講座のご案内

[ プログラム ]
<クロッキー実演解説>
 絵画部:関口 雅文 和田 直樹 吉成 浩昭 佐藤 陽也 津絵 太陽
 彫刻部:勝野 眞言  
 司会:中谷 晃 プロデュース:広田 稔 岡田 髙弘
<クロッキー実演解説>100号用紙にそれぞれ10分クロッキー

ギャラリートーク
[ 絵 画 ] 会期中全日 14時~  白日会展会場 2A・1室集合
[ 彫 刻 ] 会期中全日 14時半~ 白日会展会場 彫刻室集合 
※初日、休館日、最終日、イベント日を除く ※日によって時間の変更有
ギャラリートークのお知らせ
巡回展名古屋展
会期:令和8年(2026) 4月7日㈫ ~ 12日㈰ 
会場:愛知県美術館ギャラリー(愛知芸術文化センター8F)
〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2 TEL 052-971-5511(代表)
10:00~18:00(入場は17:30まで)
金曜日は20:00閉館(入場は19:30まで)
最終日は16:30閉場(入場は16:00まで)
会期中無休 
入場料金 一般 1000円|大学生・高校生・中学生 無料

選抜展同時期開催  
第4回 白翔会 展
会期:令和8年(2026)4月15日㈬~21日㈫
松坂屋名古屋店本館8F 


関西展
会期:令和8年(2026) 6月10日㈬~ 6月16日㈫ 
会場:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館8F 近鉄アート館
〒545-8545 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 TEL 06-6624-1111(代表)
10:00~20:00(入場は19:30まで)
最終日は17:00閉場(入場は16:30まで)
会期中無休 
〒545-8545 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 TEL 06-6624-1111(代表)

選抜展同時開催  
第15回 白濤会展

会期:令和8年(2026)6月10日㈬~16日㈫
あべのハルカス近鉄本店 タワー館11F 美術画廊
媒体物目録 ポスター リーフ詳細面

審査所感

絵画部

101回展という新しい門出を迎えた白日会ですが、絵画部ではコロナ禍も終え今年も多くの一般応募を受け、230名247点の第102回展の白日会は「研究団体」の初心に返りつつ、未来に向けて新しい一歩を踏み出すことになりました。今回は応募者数234名(応募点数248点)、入選は191名(192点)で、応募者中の82%が入選しました。なお新規の応募者が69名あり、大変嬉しく思いました。このところ応募者の減少傾向が続いていますが、作品の質的水準は上がってきているように思います。そうした応募状況ではありますが、今回の第102回展は、応募作品レベルが近年中最も高いと感じました。また作風はモダンアート的というよりは、ビジュアルアート的な写実表現による精密で技術力が高い作品が多くみられました。今回、その代表的な作風とも言える2名の方が白日賞を受賞されました。共に20代と30代の女性で、若い世代の新鮮で意欲的な絵画観に魅力を感じました。一般佳作賞の6名は、最若年の方が20歳、最高齢の方が65歳、平均年齢は43歳、それぞれに意欲ある完成度の高い作品でした。もちろん応募作は全て厳正公正に審査されております。「会賞」の審査方法の詳細は授賞審査方式も含めホームページに掲載されていますので、よろしければご参照ください。また惜しくも受賞とならなかった作品には、キャプションに「賞候補」というシールが貼られています。一般応募の方は白日賞と一般佳作賞が対象、会友と準会員の方々には奨励賞が対象となっています。どの賞候補も力作に満ち、また当会の評価傾向が見られますので、ご来場の際は賞候補の方々の作品にもご注目ください。また受賞とならなかった入選作も、会友・準会員・会員をも凌ぐ作品も多数あり、展示会場全体をご鑑賞いただければと思います。
※なお、特別賞と法人寄託賞の審査は3月17日となり、同日夜にホームページで発表いたします。

令和8年3月13日 絵画部 常任委員会

彫刻

全体として、大作は多くはないものの素材、テーマともバラエティーに富んでおり、刹那をとらえようとモデルや対象に真摯に向き合った良作が多かった。
初出品3点を含め、若手の力も感じ、今後に期待のもてる内容だった。
吉田三郎賞、齊藤隆さん「蝶の如く」はブロンズの頭像で、ブロンズの吹きっぱなしの色が変化する素材の生命感を感じさせ、蝶のバレッタが洒落ている誠実な作品であった。
白日賞、ヒロ忠之さん「胎児の夢」は、たくさんの夢が集結して人体に昇華されていくようなエネルギーに満ちたフォルムで、生命感を感じる大作であった。

彫刻部審査主任 山本 眞輔

賞・授与理由

内閣総理大臣賞

作者名 亀山 裕昭 (白日会会員)
題名 「Mellow & Yellow」

細密写実は、通例、人物か静物と決まっているが、風景をもって細やかに観察し、過不足ない描写を行っているのが善さとみた。中心は赤い屋根に黄の板壁の家で、脇に緑樹があり、色のとり合わせも要領を得ている。それだけでなく、水溜りに反映させていて、さり気なく、手を混んでいて、構図作りは周到。しかも、いかにも細密といった感じがなくて、青空の下、晴れやかな明るさに満ち、重くなっていないのも善さの有力な一因と思う。

瀧 悌三(美術評論家)

文部科学大臣賞

作者名 長谷川 晶子 (白日会会員)
題名 「優しい時間」

全体的にバランスの取れた、雰囲気のある作品である。柔い陽光が風景に効果的に表現され、目に見えぬ空気感、大気の気配を感じさせる。色数を抑えたトーンも心地良い。てらいの無い自然体で制作に臨んでいる事が感じられる。総じて作者の風景への親近感とそれを表現する技術がかみ合い、レベルの高い作品であり、文部科学大臣賞にふさわしい作品と認める。

土方明司(川崎市岡本太郎美術館館長・武蔵野美術大学客員教授)

SOMPO美術館

作者名 宮本 絵梨 (白日会会員)
題名 「ZONE」

「ZONE」と題されたこの作品は、一見寝覚めの悪そうな夢で見た異界の趣である。しかしそのような表現効果以上に、本作は、作者が心の根底と対話し続け、描き消し削りまた描きと絵具の層を重ね、この異世界感覚が作者の体感と共に生み出されている感を強く受けた。若き作家の、言葉にならぬ何ものかの深淵に迫ろうとする、挑戦的かつ意欲的な作品として、SOMPO美術館賞に推した。

絵画部 常任委員会

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